白ワインの世界をもっと知りたい!
みなさんは白ワインというとどのようなイメージをお持ちでしょうか?
あまり普段ワインを飲まれない方、もしくはワインに興味を持たれたばかりの方の多くは
「白ワインはフルーティーで、すっきりしている」というイメージをお持ちなのではないでしょうか。
実際、日本でおそらく最もメジャーと言える白ワインは「シャブリ」と呼ばれるフランスの白ワインです。
これは特にさっぱりとした、フルーティーな味わいが特徴で日本でもお料理の邪魔をしない白ワインとして多くの方に知られています。
さて、白ワインはすっきり、フルーティーなものばかり、なのでしょうか??
たとえば皆さんは
樽のような香りがする豊潤な白ワイン
ライチのような香りのするアロマティックな白ワイン
などは飲んだことがありますか・・・???
やや日本でも「赤ワイン」にフォーカスされがちではありますが、白ワインについてもとっても表情が豊かで、皆さんの価値観を変えてくれるような白ワインがたくさんあります。
ここでは白ワインの魅力にふれるための入り口として、ほんの少し予算を貯めればなんとか買える、ちょっと背伸びをした白ワインをご紹介したいと思います。お値段は千円台~2千円台。ワイン初心者のみなさんやワインビギナーの方は必見ですよ。
「樽の利いた」白ワインを飲もう:J.ロアー リヴァーストーンシャルドネ
おすすめしたいのが樽を利かせた白ワインを飲んでみよう!ということでです。
樽を利かせた、というのは、つまり樽で熟成させたワインと言うことです。
日本でも樽の香りがするお酒と言えばウイスキーなどが代名詞ですね。ワインでも樽を利かせると穀類のような肉厚な香り立ちがするようになります。
筆者がワインビギナーの入り口にまずおすすめしたいのがこのJ.ロアーリバーストーンシャルドネ。
樽のような香りがする豊潤な白ワインの一つでありますが、加えてレモンキャンディや紅茶入りのクッキーのような香り立ちを纏っています。
辛口なのに、どこか飲みやすくてやわらかい香り立ちを感じる、ワインビギナーのマストバイといえる樽を利かせた白ワインの一つ。
ぜひとも、白ワインの面白さを知る上で手に取ってみるべきワインの一つです。お値段は2千円台。
ライチやマスカットのような芳醇な白を飲もう!ロバートソン ゲヴェルツトラミネール
ワインビギナーの方がまず手に取りたいワインと言えば「甘口ワイン」でしょう。甘口ワインといえば「モスカート」という品種のものが多く出回っており、そのいくつかはコンビニやスーパーなどで購入することが出来ます。
この記事では、飲みやすさだけでなく白ワインの持つ本格感や奥深さを表現したいため、甘口ワインの中でも少し背伸びした白ワインをご紹介したいと思います。
ロバートソン・ゲヴェルツトラミネールはゲヴェルツトラミネールという白ワイン向けの品種を使用した甘口ワイン。
ワインはしばしば「なにかの香りに例える」という表現を多く用いますが、このゲヴェルツトラミネールは・・・
「ライチ」「マスカット」を想起させる、非常にわかり安い香りのベンチマークが存在します。
それゆえ、なんとなくワインに詳しくなったような気になれる白ワインとしてもおすすめ。
ゲヴェルツトラミネールって品種で作ったワインはライチみたいな香りがする、これ、語れますね。お値段は千円台と比較的リーズナブル。
キャッチーな味わいは女子会にもおすすめしたい白ワインです。
さわやかなハーブの香り?エンジェルズ・ティアーズ ソーヴィニヨンブラン
「天使の涙」という非常にキャッチーな名前の白ワイン。これも女子会受けが比較的しやすいワインと言えるでしょう。
ブドウの品種は「ソーヴィニヨンブラン」という草のようなさわやかな香り立ちがあるブドウ品種です。
ソーヴィニヨンブランはともするとキリリとした白ネギのようなハーブ香が感じられ、いわゆる「キリッとした辛口」に区分されることが多くあります。
このエンジェルズ・ティアーズは白ネギのようなスパイシー香のほか、リンゴ、ライムを思わせるさわやかな青さをおびたような香り立ちが感じられます。
このようなワインはお料理と合わせるに限ります。たとえば塩ダレの豚肉のお料理とか、さっぱりした系統のお料理と合わせたい所。
そのため、ワインビギナーの方はもとより、家のみで軽く雰囲気があるワインが飲みたいという週末用のワインとしても入りやすい1本と言えるはずです。どこか白ネギや青草のような香りが感じ取れたらあなたもワイン通。
お値段はまさかの千円台前半。おすすめしたい白ワインの一つです。
はじめてのワイングラスは「ダイソーのうすぐらす」がおすすめ
せっかくそれなりの値段がする白ワインを飲むならば、香り立ちが良くなるワイングラスを1つは持っておきたいですね。
ワインショップでいいワイングラスを買ってももちろんいいのですが、もし近くに100均のダイソーがあるようでしたら「うすグラス」という脚なしのワイングラスがおすすめです。
こちらは別途記事にしましたので上記をご覧ください。
甘口ワインの代表!「デザートワインなら」
こちらに掲載のワインからグッと値段を上げて、3千円級となりますがとっておきの時にも使える極甘口のデザートワインも記事にしました。
こちらはチーズなどと相性が良いワインです。合わせてご覧ください。
ここでは比較的手に取りやすい白ワインで、それぞれ表情が違うものをピックアップしてみました。
ほかの白ワインのおすすめサイトと異なるのは、大半の銘柄がマニアックであることです。そのあたりのスーパー等々で買えるワインでなく、できれば通販をおすすめしたいところ。その分、すべて表情が異なり、特徴がはっきりしたものを選び、かつ過度に値段が高くないものをチョイスしてみました。ぜひ、この記事に記載のワインに触れていただき、ご覧になっている方の「発見」の一助になればうれしく思います。