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生まれ年ワインを買う前に知っておくべき5つの事

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生まれ年ワインを贈りたい、その前に

ワインの贈り物としてピンと思い浮かぶのが

「生まれ年ワイン」や「記念年ワイン」でしょう。

長い時を経てきたワインはさぞおいしいはず…と考える事でしょう。
何よりわかりやすく、特別感が違います。

誕生日、記念日、結婚式、還暦祝いなどその年に合わせたワインというのは用途も幅広く使えそうです。

しかし、皆さんはワインは年代が経てば経つほど良いものになると思っていませんか??

 

ここでは「生まれ年ワインを買う前に知っておきたい5つのこと」としてまとめてみることにしました。

 

 

生まれ年ワインその1.年代を重ねたもの=おいしいワインとは限らない

ワインのイメージと言うと、○○年の逸品といった感じで
どれもが時間が経てば経つほど素晴らしいものになるというイメージがあります。

しかし、それは大きな誤解です。

実はワインには

年代が経過することで素晴らしくなるワイン

年代が経過すると、年寄りのように朽ち果てていくワイン

の2種類があるのです。

 

年代が経てば「良い」ワイン=高額で素晴らしい品質のワイン

まず、長期熟成に「向く」ワイン(生まれ年ワイン向け)から説明します。

これは簡単に言うととっても重くて渋いワイン。これが年代が経つと味わいがほぐれて、加えて熟成したことでめくるめくような味わいがします。

香りとしては多くが毛皮のような動物的な香りや、鉛筆、石、革製品、トリュフ(キノコ)、血液などなど・・・いろいろ混ざり合ってオンリーワンの香りがします。

 

長期熟成に「向く」ワインには難点があります。基本的に高額のワインになると言うところです。

もともとしっかり果実の凝縮みがあり、それに向けて葡萄の選定や醸造など、高い品質と技術を要します。さらに保管コストがかかりますからお値段が一気に跳ね上がります。相場としては年代にもよりますが、2~3万円以上の予算は絶対に確保したいところです。

保管コストについても、ワインは実は熱や温度変化に非常に弱いのです(一般的に16度前後が適温といわれます)しっかりとした保管環境で、かつ通年を通して大切に保管されないと、香りや味わいがグニャグニャになります。

「生まれ年ワインには、ワインに適切な温度保管の環境代がかかる」という意味合いでおのずと高額になってしまうわけです。

長期熟成出来るワインのキホン

良い品質のワインのみが長期熟成に耐えられる

早いうちに開けて飲むと渋くて苦くて難しい味がする。寝かせることでいい感じに。

重要なのは「温度管理」。そのため保管代が上乗せされて高額になる。

相場はざっくり二万円以上は覚悟を。

 

年代が経つと「ダメ」なワイン=日常消費用のワイン

日常消費用のワインでたとえばスーパーで売ってるワインが20年も30年も熟成はしません。

10年前にスーパーで2000円くらいで購入してきたワインがいま確実においしくなっているかと言うと、かなり難しいでしょう。

日常消費用のワインは、フルーティーさを楽しんだりするものであります。このようなワインは、年代の経過で味わいの果実みがすっぽ抜けたり、タダの水のようになったり、もしくは酸がたって酸っぱくなったりと様々です。

 

また、前述の通り、ワインは熱や温度変化に弱いので、押し入れや納戸に保管していたワインはほぼ無価値になっています。
ワインセラー以外になんとなく保管していたワインを「生まれ年ワイン」として差し上げるのは止めましょう。

ただ、10年くらいの熟成ワインはたまにワインを作ってる生産者が自社の蔵で大切に寝かせて、飲み頃になってリリースするということがあります。

すべてがそうではありませんが、年代の経ったワイン=全部が全部美味しいではありません。
様々なパターンが想定される分、生まれ年ワインは思ったより難しいアイテムなのです

 

大変すばらしい試みではありますが生まれ年ワインを渡すことは筆者はあまりおすすめしません。

生まれ年ワイン自体、おそらく渡すのは1度きり。毎年渡す方も少ないでしょう。ということで、年号の若く評判の高いワイン、やこれから記載するようなコンセプトワインをおすすめしたいところではあります。

年号にこだわらなければおいしいワインは夢のようにたくさんあります。プレゼントシーンの都度、1万円程度でいいワインを渡す、などの方法をお勧めします。

 

 

生まれ年ワインその2.感動するワインなら「別の切り口」もあり

「それでも生まれ年ワインを渡したい!という方もいらっしゃるでしょうから、いくつか探し方をお伝えします。ただ、ここから少し難しくなっていきます。

 

そこで先に、生まれ年ワインではありませんが、筆者がおすすめしたいプレゼント用のワインがあります。

 

みなさんがプレゼントに生まれ年ワインを選ぶ理由はなんでしょうか。

歴史を感じる感動や特別感

オールドヴィンテージ感という希少性

何かの記念日や記念年に合わせたい

SNS映えする!!

生まれ年ワインが欲しい理由は以上のようなものが挙げられるかと思います。プレゼントで用いる場合は、品質よりも感動を優先させたい!という方もいらっしゃるはずです。そして生まれ年ワインやプレゼントワインを買う際に

願わくば1万円くらいの予算で

古ぼけたような、倉庫から引っ張り出してきたような見た目のワインが良い!!

という方は多くいらっしゃるはずです。

 

 


海底で熟成されたワイン - SUBRINA 【ギフトボックス入り】 2011 赤 シラー フルボディ 750ml

筆者が生まれ年ワインの代わりにおすすめしたいのが「海底熟成したワイン」です。

これは海底熟成ワインというプロジェクトの一つで、2011年のヴィンテージのワインを日本の伊豆沖で熟成させたというワインです。
比較的ヴィンテージが若いため、まだ果実みが生き生きしているしっかり濃い、ビターな味わいのワインです。

このワインの良いところは、気軽に買えるという点と、ヴィンテージが若いこともあってか1万円くらいの気軽な値段で購入が出来ると言うところです。

 


海底で熟成されたワイン - SUBRINA 【ギフトボックス入り】 2011 赤 シラー フルボディ 750ml

プレゼント用に使えるBOXもついています。生まれ年ワインとは関係がありませんが、ここから更に記載する内容が難しそう!!という方の代替えとしておすすめします。

 

※好評につき箱付きのものが売り切れているようですので、専用箱はありませんがこちらもおすすめします。

 

よりどり6本で送料無料Bタイプ:中段貯蔵、海底に沈められていた風合いあり。石灰藻の付着なし 2011 海底熟成ワイン SUBRINA サブリナ レゼルブ シラーズ 750ml赤ワイン コク辛口 ^NBCWSR11^

タグとリーフレットはついているようです。専用段ボールに入れての発送となります。詳細はお店にお問い合わせください

 

 

生まれ年ワインその3.ワイン初心者向けなら「甘口」ならOK??天然甘口ワインの秘密

多くの生まれ年ワインの販売先を見ると、安価に生まれ年ワインを提供しています。
先に述べたことから言うと「数万円しない生まれ年ワインはダメ」という理論になってしまいますが、これまた難しいところで、そうではありません。

ワインの一つ一つを見ていくと、「甘口」と書かれたワインがないでしょうか。

この類のワインを見かけたら良く表記を見てみましょう。

「ヴァン・ドゥー・ナチュレル」「VDN」「甘口」などなど、これらはすべて同じ意味です。

甘口表記の生まれ年ワインは、前述のものと少し事情が異なります。説明していきましょう。

 

甘口の生まれ年ワイン:ヴァンドゥーナチュレル(VDN)、天然甘口ワイン

これは、ワインの醸造の発酵途中でブランデー等々を足して糖度を上げ、発酵を止めるという通常のワイン+ブランデー(等)という特殊な製法のワインです。


シャプティエ リヴザルト 甘口赤 500ml [1995]

こちらは甘口の生まれ年ワインです。

商品名として「リヴザルド」などと書いてあるワインはこの手法のワインと思って間違いないでしょう。

発酵が止まることで長期熟成に耐えうるようになります。アルコールが入っていますので腐ったりはしませんのでご注意を。

ヴァンドゥーナチュレル、天然甘口ワイン、リヴザルド・・・いろいろな呼び名があります。これらは基本的には「ラムレーズン」を想起させる甘口ワインであると理解するのが手っ取り早いでしょう。

これは30年くらいの年月はゆうに耐えうることが出来、かつ安価なものがたくさんあります。どうしても生まれ年ワインのヴィンテージにこだわりたい!という方にはおすすめの生まれ年ワインと言えるでしょう。

気合いを入れて探せば1万円台も見つけられます。ただし、甘口ゆえに普通のワインとは雰囲気の異なる味わいであるというのを頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。

 

甘口の生まれ年ワイン:貴腐ワイン

貴腐ワインは、ワインの収穫時に「貴腐菌」という菌の一種がつくことで特殊な芳香を放つようになる甘口ワインです。
デザートワインの1種で、トロッとしたシロップのような甘美な味わいが特徴のワインです。

デザートワインとも呼ばれ、蜂蜜のような甘さが特徴です。

 

甘口で糖度が上がることで、熟成にも耐えうるワインとなります。これもしっかりとした甘口ですので、渋みのあるワインなどを求める方は少しイメージのすりあわせをしておいた方が良さそうですね。

貴腐ワインは基本的には高級品です。筆者の感覚ではヴァン・ドゥー・ナチュレルよりも高額になる傾向があるように思えます。

よって、「甘口」と書いてあるワインはその性質が想像とは少し異なりますが、生まれ年ワインを比較的安価に楽しめるプレゼントとして楽しめることでしょう。

 

 

生まれ年ワインその4.評判の良い「若いワイン」を買うのも一つの手

ワインというものはヴィンテージにさえこだわらなければ、そこそこのお値段で非常に美味しくしっかりした素晴らしいものが買えます。
本末転倒ですが、プレゼントには「若いワインを買う」という選択肢もお持ちになった方が良いでしょう。

5千円台のおすすめの白ワインがこのデイヴィッド&ナディアのアリスタルゴス。

りんごや桃、ハチミツのようなほのかな香りがする本格的でエレガントな白ワインです。ヴィンテージにこだわらず、単純においしい白ワインをお探しの方の選択肢として。

一度は飲むべき!予算5千円の「すごい白ワイン」おすすめ銘柄とは

そのほか、おすすめの5千円台の白ワインは別の記事にしました。

 

生まれ年ワインというのは、神秘的な反面、お値段もピンキリです。よって、もらった側もお返しの相場などに迷う可能性は否定できません。

おいしくて評判があり、かつ新しいヴィンテージのワインであれば大体相場が見えますので、もらった側は「この程度のご予算を割いてくれたんだな」というのがわかりやすいため、渡す相手によって考えていきたいものです。

 

また、2万円程度までご予算があるならば、超有名なシャンパーニュなども選択肢の一つとなります。これもヴィンテージにこだわらない選択肢としてお勧めします。

テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン ボックス入り  

たとえば、お祝いの代名詞であるシャンパーニュ(シャンパン)
このコント・ド・シャンパーニュは2万円クラスの高級シャンパンですが、ビスケットを思わせる軽やかな香り立ちがある、羽が生えたような感覚に陥る素晴らしいシャンパーニュです。箱入りなどもありますから、「お祝いでみんなで飲んじゃおう!」なんて言うと素晴らしいプレゼントになりそうですね。

 

次は高額の白ワインです。

 

おなじく2万円クラスになると、アメリカの白ワイン「キスラー」の良いワインも購入が出来ます。
これはパイナップルやトロピカルフルーツのような芳醇な香りが特徴です。素晴らしい白ワインの一つで、白地に金文字のラベルという豪華なイメージがありますよね。

 

 

ギガル コンドリュー ラ ドリアンヌ

また、フランスのワインですが1万5千円くらいでコンドリュー・ラ・ドリアーヌというワインもあります。
これも宝石箱をちりばめたような優美なラベルで、白い果肉の果実のような甘い香りがします。味わいはキリッとした辛口ですが、とにかく香りが蠱惑的な素晴らしいワインです。

 

これらの高級ワインにワイングラスというのも一つの手です。是非「みんなで開けてみよう!」の一言で気軽に行きたいですね。
ワインのプレゼントは「もったいないからとっておく」という言葉がつきもの。皆さんの言葉のセンスでなるべく早く楽しみたいところです。

 

生まれ年ワインその5.安価なヴィンテージワインを試しに飲んでみよう

比較的安価な年代物のワインは、出来ることならば後学のためにまずご自身が口にしてみると良いかもしれません。


ラスエンフレーデ カベルネソーヴィニヨン 1997(ハーフボトル) Rust En Vrede

3千円程度で購入できるワインというワインではこのあたりなどを。私が飲んでみて「まだいける」と判断したワインです。20年くらいのヴィンテージですね。本来は1万円級のものをご紹介すべきですが、前述の通りリスクがそれなりにあるため許容出来る価格帯でご提案します。木質的な香りや鉄のような風合いがある赤ワイン。まだ果実みが残っていますが独特の風合いがするはずです。

一般的に、少しレーズンのような香りなどが立ってくる印象があります。在庫はそう無いはずなので、「古いワイン」を試したい方はこちらをどうぞ。

ただし、コルクが経年で堅くなっており、非常に開けづらいのでゆっくりと慎重に抜く必要があります。それでも3千円程度で「古いワインとは」が気軽に味わえますし、フルボトルの半分のサイズですから万が一あまってしまった場合も納得感があると言うものでしょう。

 

参考:ピークを「越えた」ワインはどのような味わいか??

さて、もともと長期熟成に向かず、ピークを越えた老人のようなワインは「枯れた」ワインという表現をします。

酸味が強かったり、お酢のような感じであったり、発酵の香りがしたりさまざまです。
サビの感じがしたりもします。

以前24年熟成の1980円のワインを飲みましたが、これは残念ながらピークを明らかに超えていました。鉄や血のようなエグみがありました。これは物によります。
これがワイン??とビックリするような味になっていることもあるでしょう。

全てがそうとは限りませんが、当たりに巡り合うのは宝探しのようで、あまりワインを普段飲まない人は「美味しい」と感じるのは難しいかもしれません。

体感的には20年を超えてくると、そのワインのもつ元々のポテンシャル次第という所が顕著に出てきます。それゆえ、生まれ年ワインに限らず、気軽に「古いワイン」を飲みたいのであれば、20年前後までで試してみたい所です。

 

生まれ年ワインのプレゼントは面白い!!

生まれ年ワインについていろいろとアイディアを出しましたが、生まれ年ワインはそれでもその人の時間などを表現した素晴らしい贈り物です。一方で、期待値がどうしても上がってしまう側面もあり、プレゼントを贈られる方は「いろいろな種類がある、個性的なもの。品質よりも気持ち」というスタンスで構えておいた方が良いでしょう。

このページを参考にぜひとも生まれ年ワイン購入の際の参考にしてみてください。

 

 

美味しいワインを「手軽に」飲みたい人は

今回ご紹介の生まれ年ワインに限らず、ワインビギナー向けの記事を別途まとめました。合わせてご覧ください。

極上の味わい!甘口ワインの代表「デザートワイン」のおすすめ銘柄

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