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芸能人格付けチェック 2022 出題「ワイン」を徹底解説!5千円の銘柄はなんだ??

更新日:

2022年 芸能人格付けチェック「ワイン」の銘柄はこれ

シャトームートンロートシルトです 

ここだけおさえる!芸能人格付けチェック2022 本命ワイン 簡単な説明

フランスの中で、最も著名なワインの一つ。

財閥経営・超名門

非常に濃くて、壮大なワインを作る

最新ヴィンテージは10万円前後の相場

現在は、年ごとにアーティストにラベルを描き下ろしてもらっている

 

年ごとにラベルを描き下ろし。それゆえ、コレクターが存在します。

 

今回、2022年格付けチェックに登場するのは

シャトームートンロートシルト

1929年

偉大な年号の一つとして知られています。

 

1929年って何が凄いの??

1928年、1929年は超当たり年(以降~1940年半ばまで低迷期)

93年熟成!世界恐慌の年に当たる

偉大なヴィンテージ(年号)の一つ。

非常に出来が良かった年です。

より長年の熟成に耐えうるとされていいます。

 

 

正解のワインは、ワイン評価誌で大絶賛の評価

まず、ワインには世界的な評論誌が存在します。

その最高峰は、アメリカで発刊されている「ワインアドヴォケイト誌」と言うもの。

出典:ワインアドヴォケイト誌

今回格付けチェックで登場する

シャトームートンロートシルト 1929

なんと2016年に評価しているのです!!

その評点は、100点満点中98点。

通常、ワインは、あまりに長年熟成したものは、熟成と同時に、徐々に果実味が落ちていきます。

常識的に考えると、ここまで長年経ったワインは、飲み頃を過ぎていると考えるのが普通です。

当時のシャトームートンロートシルト1929のコメントは

色はその年齢に見合ったもので、縁に適度なレンガの兆候が見られましたが、健康的な色でした。ブーケはこのヴィンテージの非常に典型的なものです。かつては肉質で果実味のあるアロマ、スギ、マホガニーのビューロー、糖蜜のヒントを示す腐った赤い果実。すべてエレガントで非常に洗練されており、20〜30分以上グラスに残ります。

出典:ワインアドヴォケイト誌

とあり、2016年現在でもまだまだ健全に飲める状態にあること。そして、豊かな熟成を経ていることが明らかにされています。

いかに、2022年の芸能人格付けチェックに登場したワインが偉大かどうかがわかる内容となっています。

 

やはり気になる、対抗馬のワイン

気になるのは、対抗馬の5千円のワイン。

どこかヒントはないものでしょうか??

 

そもそも、YOSHIKIさんはワインをプロデュースしている!

みなさんが最も気になるのは

「5千円の対抗馬の赤ワインを飲んでみたい」

この一言に尽きるというものでしょう。

その前に1点、抑えておきたい銘柄があります。

 

 

YOSHIKIさんはワインを

プロデュースしています

アメリカの超名門、ロバートモンタヴィ社とコラボレーション。

もちろん、名前を貸すだけではなく、

YOSHIKI氏が納得するよう、

味わいの調整を行っているとのことです。

 

芸能人格付けチェックの対抗馬のワインは、例年5千円程度とされています。

 

つまり、格付けチェックの対抗馬の5千円のワインを探す前に

5千円程度の赤ワインであること

YOSHIKI氏が認めた、自らの名前のワイン

 

このYOSHIKI氏監修ワインを

試すのが先決といえるでしょう

 

なによりもプロのアーティストが

自身の得意ジャンルで味の監修に妥協をするはずがないのです。

 

 

 

YOSHIKI氏プロデュースのワインは「わかりやすく美味しい」

 

YOSHIKI氏監修のワインは

アメリカ産であることがポイント

 

アメリカのワインは濃い口に仕上がりますが、味わいは過度に渋くなくおおらか。

ワイン初心者にもピッタリな味わいであります。

そして、流通しているヴィンテージ(年号)が明らかに若いのも見逃せません。

格付けチェックのように、熟成したワインではありませんが5千円のワインとしては

濃く、わかりやすく、美味しい。

この要件を満たしており、

事実、とても良く出来たワインです。

 

 

 

対抗馬の5千円のワインは、フランス・ボルドー産のワイン

さて、格付けチェックのワインの話です。

放映前。WEBサイトでは「今回の対抗馬は、ブルゴーニュ産のワイン」と明かされていました

引用:https://www.asahi.co.jp/kakuzuke/

一流ホテルなら1本100万円は下らない逸品だ。
飲み比べるのはフランス・ブルゴーニュ産の1本5000円のワイン。100万円と…

しかしながら、結局のところ、芸能人格付けチェック2022の

本番で使用されたワインは「ボルドー産のワイン」のようでありました。

予告編と実際のテロップが違う。これは番組側のミスプリということになります。

 

フランス・ボルドー産のワインって?

原則、フランス・ボルドー産のワインは、濃く・力強い味わいのワインになります。

有名なワインは、長年の熟成により耐えるものとされています。

今回の対抗馬である、ボルドー産のワイン(Bのワイン)は、

YOSHIKI氏が絶賛するほどのワインではありましたが、銘柄は一切明かされていません。

この銘柄を知る術はありませんでした。

 

一方で、古いボルドー産のワインと言うのはどういうものでしょうか。

 

予算5千円程度と仮定すると、格付けチェックを抜きにしても一度は飲んでみたいですよね。

ここでは、5千円程度で購入ができるボルドー産のワインを探してみました。

銘柄は明かされていないため、あくまでも考察となりますが、雰囲気を楽しむのに持って来いです。

 

ワイン資格者はこれを選ぶ「南西地方のワイン」

日本ソムリエ協会認定

ワインエキスパート所有の筆者が選びます。

 

こちらのワインはフランスの南西地方のコスパワイン。

まず正解のワインが

若いヴィンテージでは非常に濃いワイン

と言うところに注目。

 

そこで、濃いワインを産出するフランス南西地方が良いと考えました。

ブドウの品種の中でも、インクのように濃く、力強い「タナ」というブドウ品種と、

やわらかい熟成香りを放つ「メルロ」という品種のブレンドのワインです。

 

ポイントとしては

低価格で無名だが、濃く力強い味わい

幾分の熟成香が感じ取れる

4千円を切るくらいのワインで、

熟成したボルドーワインの雰囲気を楽しむのにはもってこいと考えました。

 

ワイン資格者はこれを選ぶ「サンテミリオン地区のワイン」

 

こちらは、ボルドー地方の5千円のワインです。

過去、日経新聞のワイン特集でも特集されたワインの一つす。

現在流通しているワインとしても、年号が比較的古いものがリリースされているのがポイント。

 

サンテミリオン地区のワインは柔らかく芳醇。

もし、選ぶ側が正解のワインが「とても熟成している」と仮定するならば、対抗とするワインもまろやかで柔らかいものを選ぶべきです。

 

サンテミリオン地区のワインは経年により、熟成の香りが生まれやすいものが多くあります。

よって、年号が仮に若くても、熟成しているさまが演出できると考えました。

ポイントとしては

柔らかく、エレガントな味わいである

安くても、幾分熟成していること

この条件を満たす必要があると考えます。

 

あくまでも予想の範囲ではありますが、上記は、古いボルドー産のワインのワインを楽しむにはもってこいと言えるでしょう。

 

 

YOSHIKIさんは何を「悩んだ」のか??

ポイントとして、YOSHIKIさん以外の出演者の方が口をそろえて

「すぐわかった」と言っていたのがポイントです(出演者中1名のみがハズレ)

 

つまり、対抗馬のワインは、

タイプがまるで違う、美味しいワインではなく

傾向が似ているが、スケールが小さい

 

こんなワインだったのではと推察されます。

 

さらに当初、YOSHIKIさんは、「色ですぐにわかる」とおっしゃっていました。

 

つまり、対抗馬のワインは、

年号が若い割に熟成した色味を帯びていたワインだった

といえるでしょう。

 

そこまで高額のワインでは無ければ、色味に変化が帯びる速度は速いといえます。

上記のワインの他に、もし選べるとしたら

無名なボルドーの1990年代の5千円台のワイン、であれば

この条件を満たすのではないでしょうか。

 

 

対抗馬の5千円のワインは、フランス・ブルゴーニュ産のワインかもしれなかった

さて、繰り返しますが、当初は、フランスのブルゴーニュ産が対抗馬と明かされていました

引用:https://www.asahi.co.jp/kakuzuke/

一流ホテルなら1本100万円は下らない逸品だ。
飲み比べるのはフランス・ブルゴーニュ産の1本5000円のワイン。100万円と…

フランスのブルゴーニュ産のワインと言えば、

銘柄は明かされていませんが、一般的には淡く薄い飲み口に仕上がるのがポイントです。

 

上記は、当初対抗馬となりうるはずだった

ブルゴーニュ産なおかつ、古いヴィンテージのワインの一例です。

上記のルーデュモン社は、

日本人が作っているワインの一つで、世間の評価が高い生産者です。

 

2018年にはNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で

上記のルーデュモン社が大きく特集をされました

参考:https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2017084466SA000/

当時、各種のワインは一瞬で完売。

結果として、ブルゴーニュ産のワインでは本番は使用されませんでしたが、

格付けチェックのワインとは全く関係なしに、ルーデュモンのワインは一度飲んでおくべきと言えるでしょう。

 

ブルゴーニュ産のワインは、格付けチェック2014年、2012年でも使用されています。

一度は飲んでおきたいワインですね。

 

 

本命ワインが90年以上経っているため、難しい!

端的に言えば、熟成したワインは、果実味が徐々に抜け落ちてきます

もともと濃厚だったワインもじわじわと、

鰹節のような熟成香を放ち、中重口から軽口に。

つまり、複雑な味わいに変容していくのです。

なお、格上のワインほど、長い年月に耐え、格下のワインほど、年数は持ちません。

シャトームートンロートシルトは世界でも有数のワインの一つ。

仮に90年以上経過していても、まだ果実味はありありと残っているのではないでしょうか。

 

2022年芸能人格付けチェックの出題は、難しい!

本命ワイン:90年以上経ち、果実味が落ち、中重口~軽口に?

対抗ワイン①:ボルドーであれば、数十年経過した格下のものが予想される(本番で使用されたもの)

対抗ワイン②:ブルゴーニュであれば、もともと軽口のワイン(ただし、本番ではボルドー産に変更)

この比較だから、間違える人が出てきたわけです。

 

なぜ、芸能人格付けチェックの5千円の銘柄は非公開??

毎年みなさん疑問に思っていることの一つ。それは

5千円の銘柄ってなんなの??

ということでしょう。

 

ワインは、生産数が限られている

よほどのものではない限り、ワインは生産数が限られています。

過去、テレビで特集された3千円のワインが

放送直後に1,000本近く一瞬で在庫がなくなったといううわさもあり

やはりテレビの力は大きいというものでしょう。

 

お正月時に極めて関心の高い芸能人格付けチェックならばなおのこと。

みなさんがこぞって買って、「ない!」と大騒ぎすることは確実です。

 

テレビ越しに格付けチェックのワインを「当てる」方法

芸能人格付けチェックのワインを、テレビ越しに当てることはできるのでしょうか?

結論としては、可能です

より古いワインは、茶褐色、レンガ色に色味が変容していきます。

番組の予告編でも、YOSHIKIさんは、「色でわかる」と回答をしていました。

結果として、色味での判別は難しかったようではありますが、それでも限度があります。

つまり、色調がより茶褐色がかっている方が本命のワインです。

 

 

 

気軽に、古い見た目のワインを楽しめないか?

実際問題として、古い年号のワインを楽しむのは

在庫の問題

状態の問題

これらが絡み合い、意外と困難なのが現状です。

 

雰囲気だけでも楽しめる、と言う点では

海底で熟成したワイン「サブリナ」をおすすめしたいと思います。

出典:海底熟成ワインサブリナ

年号は非常に若いワインですが、実際に海底で7カ月熟成して海の付着物をそのまま残しているというロマンあふれるワイン。

木樽の風味がしっかりと利いている、濃厚な赤ワインです。

 

オールドヴィンテージ・古い年号のワインは値段も高額ですし、なによりもすぐになくなってしまいます。

「見た目が古く見える、ロマンあるワイン」というアイデアワインとして抑えたい。

格付けチェックを抜きにしても、絶対に覚えておくべき銘柄と言えるでしょう。

 

 

過去、銘柄が明かされた5千円のワインがあった!

5千円の銘柄がはっきりと明示されたタイミングがあります

それは、2021年3月30日放送の【芸能人格付けチェック!】です。

「おなじ5千円同士の、赤ワイン、白ワインを飲み比べて、どちらが赤ワインか当てる」

という出題主旨のものです。普通に考えるとすぐにでもわかりそうですが、これが意外とわからない。

 

グラーフ・ツヴァイゲルトと呼ばれる赤ワインと

グリューナーフェルトリーナという白ワイン。

後者の白ワインはたくさん種類があるため、ドンピシャ銘柄はわかりませんでしたが、

赤ワインは上記の銘柄で間違いがないといえるでしょう。

目隠しであると、プロでも軽やかな味わいのワインというと分からなくなってしまうものです。

みなさんもぜひ「目隠し」でやってみてはいかがでしょう??

 

 

おまけ:「六重奏」正解の楽器の見分け方

六重奏で登場した「ストラディバリウス」は言わずもがなの名器

見分けるポイントとしては

遠鳴り(音が遠くに飛ぶ)方が正解です

端的に言えば、コンサートホールで音が遠くに飛ぶもの、もしくは音が遠くに響くもの。これが正解です。

 

おまけ:「ゴスペル」正解の見分け方

ゴスペルは、ブラックソウルとも呼ばれる楽曲の一つ。

これはリズムの取り方がはっきりしている方が正解と言えます。

歌手でいうと、久保田利伸さんのような細かいリズム、グルーヴ感にあふれている方が正解です。

また、歌唱力についても、六重奏同様「遠くに声が飛ぶ方」が正解と言えます。

 

テレビ越しでも格付けチェックは楽しめる!

さすがの人気のお正月企画、芸能人格付けチェック2022のワインのポイントをお伝えしました!

一流芸能人は「ワインでも、見てわかる」というのが感じ取れた貴重な会でした。

 

みなさんも次年度はぜひ「ワインの色味」にも注目してみてください!!

 

 

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