2千円台までのしっかり濃いワイン集めました
”2千円台くらいのしっかり濃い赤ワインが飲みたい”
という方は多いのではないでしょうか
ワインを楽しむ上で、しっかりと濃い・濃厚な味わいの赤ワインをお探しの方はたくさんいるのではないでしょうか。
ワインを多く知る上で、特にシャバシャバな、印象に残りづらい赤ワインに飲み慣れてしまったという方も多くいらっしゃるでしょう。
ワインそのものに強いインパクトであったり、ご自身のワインの理解や探求、もしくはネタ探しの一つとして「濃い・濃厚な」ワインを探すというのはごく自然なことです。
一方で、高級な・高額なワインを購入して味わいのイメージが異なるとそれはそれでとても悲しいものです。まず、ご自身のワインのイメージのロードマップを作る上で、2千円台の価格帯で濃い・濃厚な赤ワインをお探しになることが良いでしょう。
濃い・濃厚なワインとは
濃いワイン、濃厚なワインとは一言でいっても個性が様々です
濃い・濃厚なワインと言ってもいろいろな表現がある!!
・しっかりとした果実み、プラムやブルーベリーみたいな「紫系の果実を思わせる濃さ」
・バニラやチョコレートのような「樽由来と思われるワインの濃さ」
・土やコーヒーなど「ビターテイストな濃さ」
などなど、様々な表現によるワインの濃さが存在します。
紫系の果実みの濃さ・・・というとジャムのような味わい。また、キャラメルやバニラのようなガツンとくる樽のような濃さなどもあります。
そのインパクトあるワインの濃い味わいであったり、お肉やタレを使ったお料理と合わせてなど、併せてお楽しみいただければと思います。
また、多くのワイン愛好家に需要があるであろう
「エレガントなテイストのワイン」についても別途記事にまとめたいと思います。
ここでは独断と偏見でチョイスした2千円台の濃い・濃厚な赤ワインをご紹介します
濃いワインのおすすめ:グレネリー エステートリザーヴ・レッド
濃く、土のような風合い。南アフリカの”スタンダード”を感じさせるワイン
■産地
南アフリカ
■価格
2千円台中盤
■コメント
元フランスの格付けシャトー(ワイナリー)オーナーが、
南アフリカで手掛ける中間価格帯の赤ワイン
香り立ちはやや渋みを感じ、土のような風合いが広がるビターな路線の1本。
一方で、カラメルを思わせる甘さなどの要素があり、複雑な味わいが広がります。
フランスボルドーをそれとなく意識したつくりであるのが特徴で、
ブラインドで出すと2千円台とはなかなか見抜けないであろう1本です
スペルバウンド プティシラー 2013
カリフォルニアらしい甘い樽の要素が効いた濃口ワイン
■産地
アメリカ・カリフォルニア
■価格
2千円台前半
■コメント
果実はブルーベリーやラズベリー。
ハーブにピーマンのような青い要素にクミンシードなど複雑。
樽をしっかりきかせたバニラのような風合いとスパイシーなボディ感がきれいに
バランスと保っています。
少々重たい路線ですので、できれば複数人で楽しみたい一本です。
ボデガス・ラ・アタラヤ 2012
【スペイン】【赤ワイン】ラ・アタラヤ 2013 ボデガス・アタラヤ[フルボディ]
複雑さと後味の軽やかさを内包したワイン。
■産地
スペイン
■価格
2千円台
■コメント
ブルーベリーやチョコレート、バニラやミントなど、
香りは甘くジャミーな要素が強い一本。
味わいは濃さを感じるものの、香りのジャミーさがあり、
かつ後味はどこか清涼感があり軽やか。
「濃い」「安い」「旨い」の3拍子の印象が強いスペインのワインでも
どこかバランスの良さを感じるコストパフォーマンスが非常に優秀な1本です。