贈答用・ビジネスで使えるワインとは
ビジネスや大切な人へのおつきあいとして、
お酒の中でもワインをお渡しになるシーンも想定されることでしょう。
ワインと言えば高級なイメージが根強くあります。
ビジネスシーンにおいて使うべきワインとはどのようなものでしょうか?
ここでは忙しいビジネスマンのために、ワイン好きが納得するおすすめのワイン銘柄をご紹介します。
会食時の基本:ワインの持ち込みはできるかどうか??
ご接待の場合。1次会のご予算はせいぜい8,000円程度でしょう。
現実的に考えると「すばらしいワインを提供するお店を、1名6,000円~8,000円程度で」というのはなかなか難しいこと。
それであれば、ワインの扱いが慣れているお店に「ワインを持ち込む」というのはいかがでしょうか。
■持ち込みの段取りとして
あらかじめ5千円位のすごいワインを買う
お店に事前に確認し、持ち込み料金を支払う(~3,000円/本)
あとのコースを6,000円位で抑える
のが賢明です
■たとえば4名接待の場合
①6,000円×4名=24,000円(食事費/飲み放題込み)
②24,000円+8,000円(ワイン代5,000円+持ち込み料3,000円)=32,000円
③32,000円÷4名=8,000円/名
となります。会社で使う場合は、これも領収書が落ちるのかよく確認をしましょう。
5千円のすごいワインをまとめました
この記事では紹介しきれていない5千円台のおすすめの白ワインは別途記事にしました。ご参考ください。
続いて、贈答用のワインについて解説していきましょう。高額のものから、低価格のものまでご紹介します。
『お祝い』向けの定番はシャンパン。予算があるなら、おすすめ銘柄は「コント・ド・シャンパーニュ」
日本酒であれば、ワインの銘柄の名前に関連付け、お祝いの気持ちを表すことが出来ますが、ワインにおいてはなかなかそうもいきません。
そこで、お祝いの際にお送りするワインといえば、乾杯のシーン。
つまり、ビジネスにおける贈答用・ご昇進等々のお祝いにおいて「シャンパーニュ(シャンパン)」は外せないところです
シャンパン銘柄の中でも「コント・ド・シャンパーニュ」という銘柄をおすすめします。
こちらの「コント・ド・シャンパーニュ」は、シャンパーニュの老舗であるテタンジェ社が手がける旗艦品です
贈答用としてであれば、箱入りBOXなども昨今は手配が出来ますおおむね2万円前後で手に入れることが出来るでしょう。
香りにはビスケットのような香ばしい香りが存在し、羽の生えたような軽やかな味わいに仕上がっているのが特徴です。
お相手のお酒の好みなどもわからないようであれば、ビジネスの贈答用にシャンパーニュは汎用性の高い選択肢の一つです。贈答用・ビジネスシーンで好き嫌いを選ばずにお渡しできるアイテムと言えるでしょう。
低価格で2千円まで。『お祝い』『門出』の中でもカジュアルなおすすめワイン銘柄は「ニュービギニングス」
同僚や気兼ねない相手であれば、カジュアルな価格のワインでお気持ちを表現されても良いでしょう。
なかでも「ニュー・ビギニングス(新しい・はじまり)」と名付けられた赤ワインは価格も2千円程度と手に取りやすい価格帯です。
ビジネスシーンや贈答におけるワインと言えば、パッと見てお気持ちが伝わるのがポイント。
「NEW BEGINNINGS」とハッキリ書かれたラベルからは、お渡しになる方への率直なメッセージとなります。送別の品などでも低予算で購入できることからおすすめしたい銘柄です。
5千~1万円程度の贈答用赤ワインのおすすめ:「ブーケンハーツクルーフ」
この価格帯については非常に選択肢が多く難しいものです。
一般的に高級ワインと言えば、2、3万円台のものが代表格。その名だたるものといえば「オーパスワン(4万円程度)」が上げられるでしょう
一方で、5千円~1万円程度のほどよい値段のワインは選択肢が多く拮抗しています。
つまり、「定番」といえる代表的な銘柄に欠けるのが実情でもあります。
特に大事なビジネスシーンや贈答用のワインとしては、リサーチ力やお渡しになる相手への力の入れ具合を表現したいところです。
贈答用のワインでこの価格帯のワインという前提であれば「トンガリ」を持たせたワインをお渡しいただくのが良いでしょう。
5千円から1万円程度の価格帯の赤ワインとしては「ブーケンハーツクルーフ」という銘柄をおすすめします。
なにかを暗示させるような7つの椅子のラベルが注目を引くことでしょう。
このワインの7つの椅子は、ワイナリー立ち上げ時のメンバーが7名だったことに由来。つまりはチームワークの結束と言えます。
価格も8千円程度と通販購入時の送料を足しても、1万円程度で収まる点もおすすめのポイントです。
コーヒーやモカを思わせるビターなテイストに仕上がっており、モダンなタイプの赤ワインです。
ワインの産地は南アフリカというマイナー産地。
フランス、イタリア、アメリカなど主要産地ではお相手の好みも出てこようというものです。
お酒であっても、お菓子であっても嗜好品というものは理想を上げればキリがなく、また著名であればあるほど「好みの善し悪し」が求められてきます。
そこで、もし選択肢がわからないと言うことであれば
お相手型が「未経験」なものを差し上げるという思い切りの良さも有効に働くはずです。
つまりこのワインでお伝えしたいことは
『しっかりリサーチをして探した』というお渡しになる側のアピールにもつながるはずです。
ワインを開けたときに「おっ???」と思わせるような意外性をご提供したい方におすすめします。
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