父の日にワインをプレゼントしたい!
2019年6月16日(日)は父の日です。
父の日の定番のアイテムといえば、洋服であったり、お酒などの嗜好品です。
近年、地ビールやクラフトビールが活性化していて、「ビール」はもはや定番といえるでしょう。
一方で、毎年ビールをプレゼントするのもなぁ…と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、2019年の父の日のプレゼントは「ワイン」に絞ってみてはいかがでしょうか。
予算5千円で、おいしいワインはたくさんある
父の日の予算については、徐々に高額化が進んでいるようですが、当方のおすすめとしては、やはり「5千円~6千円」程度で抑えておきたいというところです。
父の日のプレゼントにかける平均予算は6,294円、昨年より1,000円以上高い結果に
プレゼントの予算について聞いたところ、「1,000円以上~5,000円未満」が53.2%と最も多く、「5,000円以上~10,000円未満」(27.5%)、「10,000円以上~20,000円未満」(7.9%)と続いた。平均予算は「6,294円」だった。
引用元:リサーチデータ(2018年)父の日に関する調査|楽天インサイト
ワインといえば、数万円のイメージがありますが、人気TV規格である「格付けチェック」を代表する企画でも100万円級の対抗馬として、5千円クラスのワインが用いられていることをご存知の方も多いはずです。
高いに越したことはありませんが、高級なワインを一度上げてしまうと翌年の父の日のプレゼントのハードルが上がってしまいますね。
ワインは5千円クラスでもおいしいものがたくさんありますので、父の日のプレゼントはそのような価格帯のものを選ぶのが望ましいといえます。
2019年の父の日はこれを贈ろう!ワインマニアが選ぶ「うまい!」鉄板銘柄
そこで、年間500種以上のワインを口にする、ワインマニアの筆者が独自に選んだ5千円程度の「うまい!」ワインをおすすめします。
銘柄自体はマニアックのため、お父さんが「飲んだことある」ということはほぼないといえるでしょう。
一方で、実店舗(リアル店舗)にはおいてない可能性があるため、実際にお店で選びたいという方は、お店で選ぶコツを別途記載しましたのでご参考ください。
注意点:ネット注文はお早めに!!
昨今、運送業者の業務過多から「翌日配送」などの言葉が全く信用できなくなっています。
できれば、ご注文は父の日の数日前、着日についても前日の土曜日指定などを行うことを強くおすすめします。
父の日のプレゼントのおすすめ白ワイン「アタラクシア シャルドネ」
ワインマニアが思わずうなる、一度は飲むべき「本格派」の白ワイン
2004年に設立されたばかりのワイナリーで、まだ脚光を浴び切っていないワインの新星といえるポジション。
フランスの1万円を超えるワインのような香りと味わいの風格を持たせながら、価格は5千円以下でおつりがきます。
とにかく、高級ワインにあるようなふくよかさ、酸のキレなどが包括されています。
辛口の白ワインの部類となりますが、普段からワインを飲みなれている人こそ
「これが5千円以下・・・うそでしょ・・・??」と驚いてしまう出来の1本。
是非違いの分かるお父さんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、あまりにも本格的な(前述のとおり1万円クラスのワインの味そのもの)なので、たとえば、コンビニで千円未満の白ワインを買ってきて、ご自宅で「格付けチェックごっこ」をやるのにもこのワインは向いています。
飲みにくいな~と言われてしまったらはずれですし、来年はもっと飲みやすそうなワインを選んであげると良いかもしれませんね。
■アタラクシア シャルドネ参考評価
米国「ワインエンスージアスト」誌 93点
英国評論家 ティムアトキン(称号:マスターオブワイン)評96点
父の日のプレゼントのおすすめ赤ワイン「シャノン マウントバレット」
ワインコラムで「20万円のワインに匹敵」と書かれてしまった赤ワイン
ワインの人気漫画である「神の雫」という作品には、単行本にワインに関するコラムが書かれていました。
掲載巻36巻のワインライターによるコメントで、このシャノンマウントバレットの2007年ヴィンテージが当時取り上げられました。
その時のコメントが、「ル・パンが20万円なら、マウント・バレットは23万円が妥当」でした。
ル・パンはフランスの超高級ワインの一つで、現在の最新ヴィンテージは当時からさらに値上がりして30万円近くまで。
実は予算5千円はこの記事上は少しオーバーしてしまうのですが…とはいえ、そのルパンを引き合いに出して、この6千円程度のマウントバレットが「それを超える価値」と評されたのです。
以降、一気に人気が爆発。
濃厚でシルキーな味わいの赤ワインは、一度は口にしたいワインの一つ。
■シャノン マウントバレット参考評価
漫画「神の雫」巻末コラム36巻 「ル・パンが20万円なら、マウントバレットは23万円が妥当」
英国評論家 ティムアトキン(称号:マスターオブワイン)評95点
プラッターズガイド(生産国のワインガイド)星4.5 準最高評価
楽天市場 ワインブティックヴァンヴァン シニアソムリエ評価 4.5点「至高のワイン」
父の日に、せっかくであれば「格付けチェック」風に遊んでみよう
ゲーム感覚というと、パッと思いつくのがお正月の超人気番組「芸能人格付けチェック」です。
そこで、もしお父さんに直接お渡しになれる環境であれば、ぜひ「芸能人格付けチェックごっこ」をやってみてはいかがでしょうか。
このページでご紹介した5千円前後の赤ワインや白ワインと、そこらで売っているようなワンコイン程度の赤白を飲み比べてもらうというネタです。
グラスに関しては、100均のダイソーで脚のない非常に良いグラスがありますので、そちらを用いると良いでしょう。
底面に目印になるようなシールをこれまた100均で買い、色分けしておけば混在することもありません。
ボトルを見ると一発で高い安いは雰囲気でわかりますので、ラベルやボトルが見えないようにキッチンで準備してやってみましょう。
ワインを渡すと、毎年の父の日のプレゼントのネタに困らない
ワインは星の数ほどある上に、生産年によっても味わいが変わります。
父の日には、毎年お父さんが気に入ってくれたワインの銘柄を、ヴィンテージ違いでプレゼントするという楽しみもありますし、毎年違う銘柄のワインを父の日にプレゼントするというのも方法です。
是非父の日には「ワイン」を渡すことにチャレンジしてみてください。